ピラカンサ

2012/10/17

初夏に樹全体が真っ白に見えるほど多くの小さく白い花を咲かせるバラ科ピラカンサ属。秋から冬にかけて赤、橙、黄色の小さな実を枝が撓むほど沢山付ける。寒さが厳しくなる冬、食べ物が少なくなる頃、決まって椋鳥が来て、アッという間に真っ赤に熟した実を丸坊主になるまで食べ尽くし、食い逃げする。ピラカンサの花言葉は『慈悲』と出ている。慈悲の正しい意味を辞書で調べたら、『情け、慈しみ。仏が衆生に楽を与え苦を除くこと』と出ている。椋鳥の飢えを救うことが、花言葉『慈悲』の意味を説明している。ピラカンサで学んだ年寄りの冷や水と言ったところか。

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