北海道家族旅行 22

旭山動物園 (4)
 虎とライオン

 
 百獣の王はライオンと言われているが、実は、虎の方が強いと言う説がある。それは世界的な生息地を調べてみると分かるらしい。虎の方がはるかに広い範囲に生息している。故に、ライオンは虎に追われてアフリカに逃げ込んだと言う説がある。真偽のほどは定かでないが、何となく分かるような気もする。北の動物園は冬を迎えようとしている、ライオンはゴロゴロと日向ぼっこをしている。俺たちは寒い冬は苦手だと言っていた。よくよく見ると、ライオンより虎の方が遙かに威厳があって百獣の王たる面構えをしている。

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北海道家族旅行 21  

旭山動物園 (3)
 北極熊、(白熊)

 
北極での食物連鎖の頂点に立つ北極熊は、主にアザラシを捕食している。厚い氷の下に住むアザラシが息とりのため穴から顔を出したところを一気に襲う。狩るものと狩られるものとが、過酷な大自然の中で命がけのドラマを演じている。・・・と言った設定で考えられた地下通路を歩く我々が、氷の下でアザラシになったように演出されている。天井には透明な氷の上に北極熊の足裏と鋭い爪が大きく見える。行列が出来ているので並んでみたら、息とりのような穴に出た。ガラス張りの穴から白熊が見えると言った仕掛けになっている。大自然なら、貴方達は皆食われていますよ、と言うわけだ。やられたね。

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北海道家族旅行 20

旭山動物園 (2)
 
   アザラシ

 
 アザラシが透明で大きなパイプの中を通り抜ける度に、悲鳴にも近い歓声が上がる。カメラを構えて待っているが、一瞬のうちに通り抜けるため、シャッターチャンスがうまく掴めない。夢中で撮っていたら、フラッシュ禁止を忘れていた。PTAの役員のような観光客のオバサンに注意された。「オー ノー」と言ったら目を丸くしていた。どうやらアジア系外国人と思ったらしい。もっともっと出まかせ外国語を言えば許して貰えたかも知れない。

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北海道家族旅行 19

旭山動物園 (1)

 北の大地に一つの奇跡が起きた。
廃園寸前までに追い込まれた動物園の従業員たちが、それぞれ知恵をしぼって、活き活きと暮らせる動物たちの環境作りを考え、動物たちの生まれ故郷に限りなく近づくために、常識破りの施設作りを実現させた。そして、入場者数日本一の動物園を作りあげた。

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北海道家族旅行 18

ホテル・ピアノの朝

 第3日、どこまでも高い青空、まぶしい太陽、最高の旅行日和。ホテル前の景色は、さすが北の大地だ、北海道は限りなく広く感じる。昨夜は、キロロ赤井川温泉の大きな浴槽で旅の疲れを充分にほぐした。さー、旭山動物園に向かって出発しよう。

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北海道家族旅行 17

バイキング・カニ食い放題

 
 バイキングはあまり好きではない。料理の数が多すぎて何を食っていいのか分からなくなるからだ。皿を持ってウロウロするのが何とも苦手だ。飯を食うのに頭を使いたくない。しかし、追加料金一人1500円を払ったカニ食い放題は特別だ。赤く茹で上がった大きなカニの足が山盛りでおいてある。タラバに似ているが正確には、あぶら蟹と言うやつらしい。堅いことは言わないで食うべし、食うべし。自分専用の鋏も、細いスプーンも用意してある、あとは、ひたすら食うのみ。皿にカニの残骸が山になる。いまなら、鯨だって、イルカだって丸ごと食えそうだ。人には、別腹が三つあるとか言われている。

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北海道家族旅行 16

キロロ・リゾートホテル・ピアノ

 第2泊、豪華なリゾートホテル・ピアノに着いた。名前のとおりピアノのメロディーが静かに流れている。たまには豊かな身分になったつもりで、羽をいっぱい伸ばすのも良いだろう。
旅行の大きな目的の一つに、安くて旨い地酒に巡り会えることも含まれている。小樽の街で買ったジャガ芋焼酎を取り出し、ホテル到着と同時進行で一杯やる。家族公認のノンベーだ、あきれて誰もなにも言わない。・・・どうだ、参ったか。
焼酎はクセが無く優しい大地の味がした。

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北海道家族旅行 15

小樽散策

 ガイドさんお勧めの店を訪ねてショッピングを楽しんだ。お菓子は有名な六花亭でこまこまと買った。地酒専門店でジャガ芋焼酎を買った。小樽はガラス工芸が盛んで、見事なグラスが飾られた店を見学した。オルゴールの店もあった。どれもこれも高価で手を出したくない。お醤油差し専門の店があるとかで、探し当て、一つ購入した。やはり生活に直結した物は無条件でパワーを発揮する。観光地を歩く度に荷物が増える、もう買わない、もう買わないが三歩歩くと忘れられる。宅急便のお世話になるようだ。

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北海道家族旅行 14

小樽運河

 運河は大正12年(1923年)ハシケと呼ばれる小型船が、港に停泊している本船から貨物を運び往来するために造られたもので、小樽の商業発展に貢献してきた運河と言える。夜になると、63基のガス燈が灯され、訪れた人を、古き良き時代へとタイムスリップさせてくれる。全長1.1Km程度の散策路があり、30分位の観光を楽しめるが、時間の制約があり、ほんの一部だけを見てきた。

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北海道家族旅行 13

中山峠と羊蹄山

 観光バスは、雄大な羊蹄山の大パノラマを眺めることが出来るスポット、道の駅『望羊中山』で小休止した。残念ながら山に雲がかかり、蝦夷富士と言われる美しい姿の山頂を見ることは出来なかった。息子が、名物【峠のあげ芋】を買ってきた。良質な男爵いもを使い、特製のバターをからめてカラッと揚げてある芋は、ほのかな甘さが口の中に広がり、心に染みるノスタルジアを感じる。そうだ、以前、北海道に転勤していた頃、この地を訪れたことがあるんだ。その時も、あげ芋があったような記憶があるんだな。

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